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VHF-FM ゲルマラジオの実験 #3

第3話・・・「ローパワー・コミュニティFM局を攻める」
 
姫路市での実験結果に気をよくして、今度は、近くのコミュニティFMを攻めることにする。出力20Wと前回の1/50のパワーなので苦戦が予想される。
車を飛ばしてやってきたのはお隣町の三木市。同市の市役所内にスタジオから送信設備までをすべて擁する「FMみっきぃ」76.1MHzだ。

左写真は1Fのスタジオ。綺麗なおネエさんがDJをやっていたが、目もくれずに(ウソです)アンテナを探す。

市役所の屋上を見上げると、いろんなアンテナが林立しているが、波長からそれらしいアンテナに見当をつける。垂直ダイポールが2段スタックにしてある。もし、電波が垂直偏波であれば、まずこれに間違いない。

市役所は小高い丘の上にあり、またこの市役所ビルも相当の階数がある。コミュニティFM局としては、これ以上最適なロケーションはなかっただろう。サービスエリアは広く、我住む町にも電波は届いている。
今回は先にメリット報告をしておこう。
A : 市役所の駐車場を挟んで反対側にある丘。アンテナを正面にして距離は150mほど。もちろんM5。

B : 300mの距離で信号はかなり弱くなりM4。

C : 丘を降りて市街地へ入った300m地点。M3程度。

D : 500m地点ではもうほとんど聴こえない。
1号機を市役所の駐車場にセットして、水平偏波で聴いてみる。今回は三脚も持参。受信機ケースに台座をセットしておいて正解だ。

聴こえには聴こえるがかなり弱く、M2程度。
同じ場所で2号機。
受信性能が1号機に負ける分だけ、さらに音量が小さく、信号が確認できる程度だ。

アンテナからの距離はおよそ100mぐらいだろう。
こんどは垂直偏頗にしてみる。メリットが確実に上がる。やはり見当をつけた送信アンテナは正解だったようだ。

持参したAFアンプをつないでみる。普通のFMラジオと同じように放送を楽しむことができた。

市役所を訪れた方が、いぶかしげにこちらを見る。中には何をやっているのか?と話しかけてくる方もいる・・・説明に窮する。


2号機を垂直偏波で実験。

さすがに20Wのパワーはこんなものか・・・と妙に納得する。電波の強さは、人間の感覚からすれば対数的に認知されるので、1/50のパワー感覚ではもちろんないのだが、セラミックイヤフォンを駆動する馬力のぎりぎりラインのような感じがした。
実際、市役所の敷地を超えるとメリットは急落し、近辺を走りまわる必要性もなくなった。
帰り道、市役所が遠望できる見晴らしの良い場所に車を止め、ダメ元で受信を試みる。(距離にして3.3km)

もちろんイヤフォンからは何の音も聞こえないが、アンプをつなぐとかろうじて信号を検知することはできた。何か言っているなと感じられるM1のレベルであった。



第4話に続く・・・


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